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ムゲンドラモン Figure-rise Standard Amplified パーツ紹介【キットレビュー】

デジモンアドベンチャーに登場する
ダークマスターズに属する究極隊のマシーン型デジモン!

ムゲンドラモンがバンダイのプラモデルキット【フィギュアライズ スタンダード】になって登場しました。
そのアンプリファイドは原作のキャラクター性とプラモデルの楽しみを両立させたシリーズ

今までに

・オメガモン
・ウォーグレイモン
・メタルガルルモン
・インペリアルドラモン

などが出されていて、今年の6月には【デュークモン】の発売が予定されている。

アンプリファイドとは

【Amplified】は増幅という意味で、
原作のデザインを尊重しつつ、プラモデルの遊びを取り入れることで、よりキャラクターの魅力を上げる。
つまり、増幅(アンプリファイド)するということらしい。

この記事は

発売日当日に発売している事に気づいて、我慢できずに購入してしまいました。
なので、早速組み立ててみました。

またいつも通り各部位のパーツ内訳と
パーツの切り出しを楽にするランナー画像を用意しました。

それではレビューです。

Figure-rise Standard Amplified
ムゲンドラモン【MACHINEDRAMON】

【MACHINEDRAMON】
キットの特徴

・デジモンアドベンチャーに登場
・大きめのキットで作りごたえ有り
・パーツは意外に少なめ
・一部クリアーパーツが使用されている
・首と尻尾にはリード線が構成に入っている
・ゴツゴツしているが可動はかなり良い
・Amplifiedシリーズ




素組み画像


ムゲンキャノンがいい感じにインパクトを出しています。


顎の開閉可動も良好


胸部ハッチを開くことで
ギガデストロイヤーも表現可能。


左腕のブースタークローは爪が独立しており、それぞれ可動できる。


右腕のメガハンドも各爪が展開して内部のメカが覗く


尻尾の構造上、上下の可動は乏しいが、根本のひねりと左右の可動で表情付けができる。


膝部分には、アンドロモンを彷彿とさせる顔のデザインが。

可動とともに開口する仕組みが面白い

以下ランナー紹介

こんな方におすすめ

・初心者で、組み立てに時間がかかる
・説明書を見て、パーツを探すのが苦手、面倒
・ランナーを拡げながらの作業が難しい
・先に全部のパーツを切り出して、一気に組んでみたい
・説明書では何にどのランナーを使うのか分かりづらい

この記事では、組み立て作業の前の、ランナーからパーツを切り出す作業を
より楽にするために以下のものを用意しました。

  • 各ランナーを見やすく加工した画像
  • 各部位ごとに使用するランナーとパーツの番号の内訳
  • 分かりやすい方を参考にしてください。

    いずれもパーツの切り出しのみに特化したものであり、実際に組み立てる際は、説明書をよく見ましょう。

    ランナー画像

    A ランナー

    B1.B2 ランナー

    C ランナー

    D1.D2 ランナー

    E1.E2 ランナー

    F ランナー

    G ランナー

    【PC】ポリキャップとシール

    リード線

    各部使用パーツ

    各部位ごとに使用するランナーと番号の内訳です。

    数字*←印が付いている数字は、同じ番号のパーツが複数あることを表しています。

    同じランナーが2枚あるものは、その分の項目を設けています。

    HEAD-頭部


    首部分にはリード線が使用させており、蛇腹構造である程度の可動も可能。

    リード線を最初に通す部分が意外とやりづらく難儀しました。

    目の部分にはクリアーパーツを裏からはめ込み、裏に付属のメタルシールを貼ることでキラッと光る凶悪な印象に。
    (本記事ではシールは貼っていません)

    A
    No._21__22

    B1
    No._18*

    B2
    No._18*__19__20

    D2
    No._14__15__16

    E2
    No._12__14__15__17

    F
    No._5__6

    F
    No._5__6

    G
    No._1

    PC
    No._13

    リード線

    首の組み立て


    余ったリード線のカットの長さはこんな感じ


    胴体とつながる部分。
    リード線が引っ張っても奥に行かず、このままだと干渉してしまいそう。


    3ミリの真鍮線を押し当てて、奥に押し込みました。

    BODY-胸部


    腹部と肩の付け根にあたる部分は引き出し構造になっていて、より柔軟な表現が可能。

    腹部の赤と青の配線は説明書に番号だけでなくカラーも表示してあるのでわかりやすい。

    A
    No._1__8__9__10__11__12__13__16__18__19__20

    B1
    No._11__14__15

    B2
    No._11__14__15

    D1
    No._1__3__4__6__8

    D2
    No._3__4__6__8

    E1
    No._9

    E2
    No._9

    PC
    No._3__5__15*

    ARMS-腕部


    こちらは左右共通の部分

    上下とも棒軸になっていて、ひねりの可動ができる。

    B1
    No._5__7__8__9

    B2
    No._5__7__8__9

    D1
    No._7

    D2
    No._7

    F
    No._2

    F
    No._2

    PC
    No._1*

    RIGHT ARM-右腕(メガハンド)


    肩部分のパーツは左右共通なので、パーツの切り出しについては、説明書通りにしました。
    ただし組み立て内容が一部逆なので注意が必要です。

    三叉に分かれる爪は、開閉時に外れることがありました。

    B1
    No._4*__6__10__12__13

    B2
    No._4

    D1
    No._5

    E1
    No._1__2__3

    F
    No._3

    PC
    No._1

    LEFT ARM-左腕(ブースタークロー)

    内部からクリアーパーツをはめ込むのですが、奥まっていてなかなか取り付けられませんでした。
    ピンセットなどで配置後、はめ込むという方法が良かったかもしれません。

    B1
    No._1__2__3

    B2
    No._6__10__12__13

    D1
    No._2

    D2
    No._5

    F
    No._1

    F
    No._1__3

    PC
    No._1

    LEGS-脚部


    脚部は左右で全く同じパーツを使用します。
    付け根の取り付け向きが逆になるだけで、各部位の組み立てそのものは同じです。

    足の爪はポールジョイントになっていて、細かい可動ができます。

    膝から足首まで稼働領域が良好で、いろんな姿勢が可能

    可動が優秀なので接地性も良いのですが、
    足のつま先にかけて軸がゆるく、自重で前方に倒れやすいので、重心はあまり前にできません。

    C
    No._1__2__3__4__5__7__8__9__10__11__12__13

    C
    No._1__2__3__4__5__7__8__9__10__11__12__13

    D1
    No._9__10__11__12__13

    D2
    No._9__10__11__12__13

    E1
    No._6__7__8__10

    E2
    No._6__7__8__10

    PC
    No._1*__6*

    WAIST-腰部

    割とシンプルな作りです。
    脚の付け根部分にはポリキャップパーツを外側からはめ込んでいるだけなので
    引っ張ったら、ポリキャップごと外れそうです。

    尻尾の方にもリード線が使用されています。

    A
    No._2__3__4__5__14__15__17

    B1
    No._16*

    B2
    No._16*

    PC
    No._6*__11

    リード線

    尻尾の組み立て


    こちらも余ったリード線はカット

    この後に、尻尾の先のパーツをリード線に付けるのですが
    少しきつめなので、私はリード線の先を斜めにカットしました。

    DECORATION-装飾(ムゲンキャノン)


    とにかくインパクトがすごいですね。

    作りはほとんどモナカ状態なので簡単です。

    スコープ部分(レンズ?)のクリアーパーツは後からは外せない構造になっているので、
    塗装などをする場合は裏から穴をあけるか取り付けないでおくという工夫が必要かも。

    A
    No._6__7

    B1
    No._17

    B2
    No._17

    C
    No._6__14__15__16__17

    C
    No._6__14__15__16__17

    E1
    No._4__5

    E2
    No._4__5__11__13__16

    F
    No._4

    F
    No._4

    以上ランナー紹介と、パーツの内訳でした

    などの理由から、全パーツを部位ごとに仕分けしてから、組み立てています。

    このムゲンドラモンのキットは他のAmplifiedシリーズのキットに比べて、デザインが馴染んでいる感じがします。
    他のウォーグレイモンやメタルガルルモンは、いかにもプラモデルという感じのデザインです。

    今回のムゲンドラモンも同じコンセプトのキットなのですが
    元のデザインがメカメカしているので、正直私は画像でも持ってこないと違いがわかりません。

    1番の違いはツノ部分ですかね。

    そういった点で、プラモ好きにもデジモン好きにもおすすめできそうなキットだと思いました。

    よろしければ、ご活用ください。
    またこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

    ではでは。

    Figure-rise Standard Amplified ムゲンドラモン プラモデル 『デジモンアドベンチャー』[BANDAI SPIRITS]《発売済・在庫品》